2010年02月16日

【静かな有事】第3部 逆転の発想(3)「働ける」平均66歳、年商5億(産経新聞)

 景気の悪化で新卒者の就職戦線は「超氷河期」だが、長期的にみれば少子高齢化で若い労働力は大きく減る。こうした状況にどう対応するか。業務の機械化などとともに、高齢者や子育て期の女性などの社会進出に期待がかかる。

 厚生労働省によると、働く意欲と能力を持つすべての人の就労が進めば、20年後の労働力人口は6180万人となる。就労が進まない場合の5584万人に比べ、減少幅を600万人抑えられるとの推計だ。

 すでに先進企業では成功モデルが登場している。

 JR新橋駅近くに事務所を構えるサッシ会社「アメニティウィンドウズ」は、午前8時は全員出社を終える。社員は16人。うち60歳未満は40代と50代の2人だけ。平均年齢66歳だ。「みな年寄りだから朝が早いんですよ」。73歳の田中早苗社長は大声で笑う。

 田中社長が大手サッシメーカー「不二サッシ」を定年退職後に「まだ働きたい」と元同僚と共同で立ち上げたのは平成16年。高齢社会を逆手に取った。

 現在、年商約5億円。「体力は若者のようにはいかないが気力は十分ある。健康に気をつければ高齢者もまだまだ働ける。せっかくの知恵や経験を生かさない手はない」と語る。

                ■  ■  ■

 今後、人口の年齢構成は大きく変わる。現在は若者3人で1人の高齢者を支えるが、やがて「マンツーマン」の時代がやってくる。年金制度だけでなく、あらゆる社会システムに「ひずみ」が生じる。働く意欲のある高齢者の就労は、結果としてひずみを和らげることになるかもしれない。

 「高齢者が社会に誇りを持って参加できるようになれば医療費も減り、もともと蓄えはあるからお金も使う。高齢者ができる限り長く動ける、できればお金を稼いで働ける。こういう社会を作れば、いい高齢社会になる」。こう語るのは前東大総長で三菱総合研究所の小宮山宏理事長だ。

 小宮山理事長が成功例として挙げるのが徳島県上勝町だ。日本料理を彩る季節の葉や花を販売する「葉っぱビジネス」は全国区だ。商材が軽く高齢者でも簡単に取り組めるため、現在の年商は2億6千万円。高齢者自らパソコンを操作しビジネス情報を収集。年収1千万円以上を稼ぐ高齢女性もいる。仕事が充実しているためか元気な人が多く、高齢化率は県内トップでも住民一人当たりの医療費は最低水準だ。

 小宮山理事長は「日本が高齢社会と環境問題という2つの難問を世界で最初に解決できれば、産業で優位に立てるだけでなく、世界で尊敬される国になれる」とも語る。2つの課題を解決した社会を「プラチナ社会」と命名。企業や大学、自治体などにプラチナ社会構想実現のための社会実験への参加も呼びかける。

                ■  ■  ■

 社員約270人の8割が女性、常勤役員6人の半分も女性-。女性の積極活用で顧客増やサービス開発を成功させたのが東京や埼玉を中心にクリーニング店をチェーン展開する「喜久屋」(東京都足立区)だ。中畠信一社長は「十数年くらい前から子育て中の専業主婦にキャリアやスキルを持つ人が増えてきた。こうした女性を放っておくのは機会の損失だと思った」と胸を張る。

 営業開発主任の丸山幸子さん(43)は「専業主婦だった6年前にパートで働き始めたのですが、仕事が楽しく正社員になってしまいました」と語る。女性用ブーツをクリーニングし6カ月まで無料で預かる独自のサービスを発案したメンバーの一人だ。

 中畠社長は「冬物ブーツはかさばるので夏場の保管に頭を悩ましている女性が多い。保管サービスは女性でなければ思いつかなかった」と称賛する。

 女性の積極登用を図るため、勤務シフトを柔軟にし、キッズルーム設置など子育てと両立できるよう環境を整えた。入社時に2人の子供が小学生だった丸山さんも「学校行事を優先してもらえたので、安心して仕事ができた」と語る。

 政府も定年延長した企業への奨励金や保育所整備など対策に乗り出してはいる。だが、東大社会科学研究所の佐藤博樹教授は「子育て期の女性や高齢者の就業率向上のためには30、40代男性の働き方の見直しがポイント」と語る。

 「壮年男性の働き過ぎを解消することで、女性や高齢者が働きやすい労働環境づくりをさらに進めなければならない」との指摘だ。佐藤教授は短時間正社員制度の普及や所得控除改革などの必要性を強調する。

 「長時間残業や転勤を前提にフルタイム勤務する男性が、専業主婦の妻と子供を養う」-という従来モデルは限界に来ている。少子高齢化という社会構造の激変は、働き方をめぐる「常識」の見直しをわれわれに突きつけている。

ミュージシャン竹前容疑者を逮捕=自宅で大麻所持容疑-神奈川県警(時事通信)
ニイウスコー元会長ら逮捕=売上高計上で虚偽記載容疑-横浜地検(時事通信)
【元厚生次官ら連続殺傷 最終弁論(下)】「私は健常者」「愛犬のあだ討ちでき、ま・ん・ぞ・く」 最後まで独自論理を展開(産経新聞)
火の回りの早さを確認 老人施設火災で群馬県警(産経新聞)
殺人 石巻2人刺殺事件 静かな港町の住宅街に衝撃(毎日新聞)
posted by イダ カズユキ at 05:54| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2010年02月15日

普天間移設「首相信じたい」=稲嶺名護市長が初登庁(時事通信)

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設受け入れの是非が争点となった沖縄県名護市長選で初当選した稲嶺進市長が8日午前、初登庁した。同市辺野古のキャンプ・シュワブ沿岸部を移設先とする現行計画の撤回を鳩山由紀夫首相に求める考えを既に表明している稲嶺市長は、就任後初の記者会見で「辺野古に来ることはないと思っているし、鳩山首相もそのように思っていると思う。首相を信じたい」と語った。 

【関連ニュース】
都内、沖縄で不動産取得=小沢氏、預貯金はゼロ
先送りならグアム移転に影響=普天間移設で米国防総省高官
衆院予算委の詳報
沖縄北部振興、新たに19億円
米有力議員が訪日へ=普天間問題

石川被告の進退で「党の判断も」 鳩山首相が予算委で言及(産経新聞)
宮城3人殺傷 美沙さんは今月初旬に暴行されけが (産経新聞)
インフル患者、さらに減少=週推計22万人-感染研(時事通信)
<火災>住宅全焼、2人の遺体発見 埼玉・鴻巣(毎日新聞)
【新・民主党解剖】第3部 沈黙の帝国(下)みんな「小沢」に右往左往(産経新聞)
posted by イダ カズユキ at 17:29| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

山口組総本部を捜索=住吉会系幹部射殺で埼玉県警(時事通信)

 埼玉県ふじみ野市で2008年、指定暴力団住吉会系幹部が射殺された事件で、県警東入間署捜査本部は10日、殺人容疑で神戸市灘区の指定暴力団山口組総本部を家宅捜索した。
 捜査本部によると、08年4月1日、ふじみ野市の住吉会系事務所敷地内で鈴木敦嗣幹部=当時(35)=を射殺したとして今年1月に逮捕された山口組系小西一家総長落合益幸容疑者(62)が、定期的に山口組本部に出入りしていたという。
 小西一家は山口組の2次団体。事件前日には埼玉県八潮市で山口組関係者の男性が住吉会系組員に射殺されており、捜査本部は鈴木幹部射殺はこの報復だったとみている。 

【関連ニュース】
会津小鉄会会長に有罪判決=キャッシュカード詐欺
ビル売却脱税で組長起訴=26億円所得隠し
男性殺害容疑で暴力団組員逮捕=金銭トラブルか
組幹部殺害容疑で男再逮捕=金銭トラブルが背景か
小西一家総長ら逮捕=住吉会系幹部射殺事件

愉快犯か報復か 被害拡大…食料品への縫い針混入(産経新聞)
里見倉敷藤花3連勝で女子高生名人!…将棋女流名人位戦第3局(スポーツ報知)
「崖の上のポニョ」、関東で29.8%(時事通信)
「どこにいました?」「どこですか?」 微妙な位置関係を追及する弁護人(産経新聞)
<鬼祭り>「アオー」青鬼駆ける 愛知・豊橋で無病息災願う(毎日新聞)
posted by イダ カズユキ at 02:47| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。